前回からの続きになります。
胃炎と診断されたウルトラスペシャル可愛いキャット三毛子。
主治医「三毛子ちゃんはお薬飲めますか?」
私「三毛子が薬を飲めるかと言うより、私が飲ませることができない(したことがない)デス」
できないとは言っていられない、小さな錠剤を二種類、四日分処方されました。。
子育ては親育てと言います。はじめからできる人などいない。
一緒に成長していくものだなぁ みつお。
はじめての投薬。三毛子との壮絶な戦いが始まった!!
病院に投薬用のちゅ〜ると薬をおやつで包むタイプのものが販売されていて、無知な私は投薬用ちゅ〜るのみを購入して帰宅。
通常のちゅ〜るの3倍の粘度、シャア専用みたいなヤツで薬を隠してあげてみる。
見事に薬だけ残して完食。チーン…失敗
甘くみていた。猫の投薬というものを。激甘でしたよ。くっ

慌ててYouTubeで「猫 投薬」検索ポチィ
おとなしそ〜な猫ちゃんに二人がかりで、しっかりお口を開けて薬を口の奥へポイ!
よくできましたね〜!!パチパチ…
そらな!!おとなしかったらできるわな!ウチの暴君にそれできんから見ておるんや!!
はい次の動画「100%成功するよ!」ほんまかいなポチィ
薬を粉状に砕き、ちゅ〜るに混ぜて、歯茎に塗る。すると猫ちゃんはペロペロと舐めちゃうよ。
できそう!砕いた薬をちょっと舐めてみた。
苦い…とても苦い!(この時に気付くべきでした、愚かな私)
そして三毛子の歯茎に塗り〜
ペロペロペロペロ、大成功!
しかしその後、苦かったからか大量の涎を流しながら部屋を駆け回る!
そらな…苦かったよね。ごめん、二度とやらないよ。
成功したけど失敗。苦くない薬ならよかったのかな。
ハッ!病院で薬をおやつで包むタイプのをなぜ買わなかった!!後悔の嵐が吹き荒ぶ中、自転車で爆走してお店で購入。
薬をおやつで包むタイプのもの(ピルトリーツ)
餃子を包む要領で、粘土状のおやつを生地、薬を具のようにして包み、カリカリに混ぜてあげる。結構強いカツオの香り。
食べた〜!大成功!!

と思いきや、翌日は食べなかった…指に薬の匂いが付いた状態でおやつを触ると気付かれてしまうみたいね。
恐るべし!猫ちゃんの嗅覚!天才三毛子!!
とか何とか、SNSで投薬失敗をギャーギャー言うてますと、神様 仏様 リーフノット様が見ていてくださいまして!
こうしたら投薬成功するんじゃないか動画を送ってくださいました!ありがとうございます!
指にちゅ〜るを乗せ、そこに薬を置き、またちゅ〜るを乗せる。それを猫ちゃんの舌の奥へ塗りっとして口を閉じさせる。ゴックンとしたのを見届けたら何事もなかったのようにちゅ〜るをあげる。
で〜きたー!大成功!!と小躍りしていたら、床に小石が落ちている。。
天才三毛子ちゃん、いつの間にか薬だけ吐き出していた。イリュージョン!!
こうなったからには合わせ技だ!!
ピルトリーツで薬を包み、舌の奥へ放り込み、口を塞いでゴックン。
大成功でした。
ここで弾切れ。
四日分の薬は一応全て飲ませる事ができました。ふぅ
今回は胃炎の薬で、飲まなければ命に関わるとか、飲んで喉がただれるというものではなかったので良かったですが…大変な投薬をしなければならない日が来ないことを祈りますが、そんな日は何の準備もなく突然やってくるのかもと思うと恐ろしいですね。
フードで投薬練習をしてみるのも悪くないのかなと思ったり思わなかったり。
他にも様々なやり方をご教示くださった皆様、ありがとうございました!
触らせてくれない猫ちゃんでも簡単投薬グッズが作れたら一財産を築けそうと思う吉宗であった。
完
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